このレビューはネタバレを含みます▼
タテヨミで読んでたので待ってたのですが、本になるまでにだいぶかかりましたね。性癖を越えて名作巨編です。最初は文化や時代背景の差もあり、ほとんどのキャラクターが何を考えてるのか全然わからなくて、謎解き感覚で読み進めていました。作画が可愛いので、さらさら読めてしまうのですが、だいぶシリアスな内容となっており、重めの長編好きには読み応えたっぷりかと。翻訳も自然で内容も重厚なので、サクッと読めるライトBLをお求めの方には合わないかと思います。ジャンル的には中華ファンタジーBLで、時代は六朝後期くらいにも見えるし、もっと後かも※ファンタジーなのと個人の印象なので真に受けないで下さい。タテヨミから日本ふうのコマ割にしてるのですが、コマわりした人があんまり上手くなくて、人物のバストアップばかりだし、コマ数が少なくてかなり読み難いです。作品は本当に最高なので、星評価は下げないけど、本当に読み難いので覚悟してほしい。文字もアメコミ同様に横書きだし、向かって左から右に読むので、それも苦手な人には読み難いかも。でも、読み難さを上回る名作なので、頑張って読んでほしい。
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