死に戻り皇女は前世の夫の初恋を成就させるため、身代わりの死を望む
智江千佳子/Ciel
このレビューはネタバレを含みます▼
泣けます。
なんてこった。
戻ってない。
並行世界とは。
辛い。
下巻の後半(終盤)で書かれていますが、過去の２人の言葉が圧倒的に足りなかった。
後悔した時には愛した人はすでにこの世に居らず、祝福の効果で並行世界の未来が変えられても元の世界は変わらず、とは。
辛すぎる。
番外編まで読まなきゃわからない。
元の世界のレイの人生が養分となって、本編の２人が邪悪な思惑に打ち勝つ世界が生まれていたとは。
辛い。
辛いけれど、どこかの見えることのない自分と愛する人の幸せをひたすら願うとか、愛でしかないなぁ。
これは本編の二人に捧げた元のレイによるハッピーエンド。
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