このレビューはネタバレを含みます▼
慣れない人物へと転生したうえに周囲の人間から冷たい扱いをされているにも関わらず、じっと堪えているクロエの姿を見ていると、前世である楓の辛抱強い頑張りやさんな性格が目に浮かんでくるようです。公爵婦人という存在でありながら、まさかこんなに恵まれない状況におかれていたというのは驚きました。それでもお茶という存在は、彼女に希望をもたらす大きな光になっているといえます。確かにこの作中の時代にオリジナルの美味なお茶が味わえるというのは、幸せなことだと思いますね。中でもウーロン茶フレーバーは一度味わってみたくなりました。主人公が幸せへの道を上っていく様子は見たいですし、アルフォンスとの関係性も気になります。