世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する
」のレビュー

世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する

月夜涙/れい亜

途中まではかなり面白い

2024年4月3日
ただ、そのあとに個人的に嫌いな展開や構成が多くなったので、萎えて読むのやめた。けっこう多くの作品であることなんだけど。
ひとつは、わりとダークだったり、ドロドロした展開とほのぼのシーンの両展開。深刻なときにラブコメってリアルでやったら人格を疑われないか、と。ファンタジーでもキャラの魅力が無くなる。
2つ目は、エピソードが大きくなるにつれ、有能知的キャラにだんだん予測できなかったり対応できないことが増えて無能感が出ること。それとほのぼのが増えるとただのアホな人にみえる。そういうのやりたいなら有能キャラ設定をやめときゃいいのに。
3つ目、貴族で暗殺者なのに一夫一婦的な倫理観で、2番目3番目の人を中途半端に束縛する感じのハーレム。いや、暗殺者が他のとこでいらんモラルを出してどうするよ?
という感じで読む気が無くなった。ただ、そういうところが気にならなければ面白いし、なにより価格帯が安いけどきちんとしたボリュームと品質があるのが素晴らしい。
好みの問題はあるし、個人的には合わなかったけど、悪くはない作品だと思う。
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