このレビューはネタバレを含みます▼
不幸な育ちの主人公と、女嫌いのお相手。双方が奥手で内気なので、お互い好意を持つがすれ違い、、、と3巻まではモダモダ面倒くさい話かも?と警戒していましたが、途中で主人公が開き直り、一気にストーリーが動き始めます。4巻でもう相思相愛、良いテンポで面白くなってきました。
ただ微妙な表現がたびたび出てくるので星マイナス1。例えば、「謎の男は勢いがあるから20代前後でしょう」って10〜30代ってこと?範囲広すぎない?「20歳前後」「20代前半」が正しい表現では?他にも領地視察に向かう馬車での主人公の言「領地学をもっと勉強したい」は机上の勉強であって、この場面では「領地についてもっと学びたい」では?
また、33歳のお相手ですが自分の事を「おっさん」と卑下しまくりますが、貴族の言葉ではないですよね?しかも絵面では50歳くらいの初老に見えます。一方、おっさんより年上設定の執事はツヤツヤの若々しい30歳前後に見えます。違和感が常に付きまとうキャラデザで星マイナス1。
ストーリーは面白いのに残念感が漂う勿体なさ。。