このレビューはネタバレを含みます▼
大好きな大島かもめ先生の作品。絵が綺麗で一つ一つの表情が魅力的です。ストーリーも安定しており、これから2人がどう意識し合ってどんな恋愛をしていくのか大いに期待してますし大いに面白くなる予感がします。ゲイを(多分)隠して大学生活を送る主人公は、ある日学内に住み着く野良猫を介して、優秀だけど変わり者の院生柏木と出会います。ボサボサの髪と構わない身なり、そしてぶっきらぼうな物言いの柏木に当初は戸惑いながらも、そのもの言いたげな表情や瞳に触れるたびに少しづつ惹かれていく主人公。やがて、柏木もゲイである事がわかり、ますます柏木の言動から目が離せなくなります。飼い猫になったシマを可愛がる時間や、クララと名付けた植物のこと、2人だけの共有の話題ができ幸福感を味わう主人公。でも、それは2人だけの話題ではなく、柏木のセ○レも共有していたことがわかり愕然とする主人公。自分は柏木にとって特別ではなかったのだ。…というところで2話が終わっています。早く続きが読みたいです！そこはかとなく醸し出される柏木の色気が心を鷲掴みにします。そして、まだ恋なのかどうかわからない2人の微妙な距離感が、もうこっちまでドキドキしてたまりません。綺麗な絵と表情の描き方の素晴らしさ！さすが大島かもめ先生です。だから、だから、早く続きをお願いします！！
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