捨てられた地味王女は白狼殿下に溺愛される
」のレビュー

捨てられた地味王女は白狼殿下に溺愛される

晴瀬リン/上田成

原作とはちょっと違う

ネタバレ
2024年4月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ お互いのニックネーム呼びのタイミング、女官長の服毒のタイミング、階段から落ちるシチュエーションが原作と違います。
ニックネーム呼びは、トスカーナに到着する前には呼び合っています。
女官長の服毒も話も終盤の方、ローゼリア王国アデルセン王子の指示で飲ませていました。
散歩に行く途中、虫に驚く侍女の声に反応して護衛を侍女の方に向かわせたところを誰かに押されて落ちています。
その後、リーンハルト含め獣人を信用できなくなり、声を出せないふりをして、接触を避ける様になります。
なので、原作とは進み具合・内容が少し異なる様です。
アカシア王国王家のキャロラインの家族、本当にしょうもない家族ですが、ちゃんとざまあされます。
ローゼリア王国アデルセン王子もしょうもない王子だけど、この王子は王子なりにキャロラインにゾッコンで、結婚したくてしょうがなかったが、加虐的な愛し方なのと、リーンハルトから奪う形でローゼリア王国に捕らえたのでキャロラインに嫌われます。
絵は綺麗だけど、眉目秀麗な王族とされているアカシア王国の王族が、あまり綺麗に書かれていない。リーンハルトをかっこよくキラキラに描いているが、そこに力を入れているのかな。原作とずれているので、コミカライズの設定を変えているのかもしれません。
原作通りに書いて欲しかったな。
いいねしたユーザ5人
レビューをシェアしよう!