偏愛獅子と、蜜檻のオメガ
」のレビュー

偏愛獅子と、蜜檻のオメガ

伽野せり/峰星ふる

身分の差克服系//流血あり

2024年4月15日
偶然、単行本を読んであまりにも惹き込まれてしまい単話を見つけては躊躇なくポチった獣人初心者です。攻受両者が獣人なのは何度か読みましたが、今作はヒトが蔑まれているオメガでさらに天涯孤独な不憫受けが主人公。ストーリーそのものは王道展開しか待ってないだろうとふんでますが、驚くほどの画力に引き寄せられてしまって単行本までマテができず(⁠^⁠_⁠^⁠メ⁠)
オメガの発情に獣たちの凶暴性が増すという設定も独特と感じました。
獣化する獅子の様子が丹念に描かれていて、百獣の頂点に君臨する獅子でありながら不愛想でも愛を貫こうとする攻めの人間味も克明に表れていて、本当に心を鷲掴みにされました。
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