小木くんのなつやすみ【電子単行本特典付き】
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小木くんのなつやすみ【電子単行本特典付き】

こいかわ

とても素敵なお話でした。

ネタバレ
2024年4月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一巻、二巻と続けて読ませていただきました。
自分の性別や性的嗜好について悩んだり、人からの視線を気にする小木くんと、目が見えない田子くんのお話。あくまで個人の見解ですが、田子くんのフラット感というか偏見がない感じが目が見えないからこそなのか、周りの環境によりものなのかは分かりませんが、小木くんが田子くんから感じた他人とは違う接し方に私自身が泣きそうになってしまいました。特別何かにおいてマイノリティな存在ではないのですが、昔からの根源的な悩みから救われるような感覚になりました。あぁ、小木くんは人として田子くんを好きだし、田子くんもきっとそうなんだろうなぁと…。
2人の関係性がとても素敵で心が温かくなりました。
ゆっくりでもいいのでぜひ続きが読みたい、待ち遠しいなと思わせてくれる作品に出会えた事にとても嬉しく思います。
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