私の推しは悪役令嬢。
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私の推しは悪役令嬢。

青乃下/いのり。/花ヶ田

うざいにはワケがある

ネタバレ
2024年4月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公が“うざい”のはから元気で、諦めや虚しさを隠しているっていうのは序盤から示されていたんじゃないかなと思います。そのレイ/零の心の傷が明かされるのが7巻。主人公に反感を持った人にこそ読んで欲しい。同性愛嫌悪やトランス嫌悪がある人にも読んで欲しい。8巻の美咲のエピソードはやや取ってつけた感がありましたが、そのエピソードがあるから、ゲームの中、マンガや小説の中、ファンタジーの中だけの話じゃないと感じられるんだろうなと思います。作品世界でも現実世界でも Love is love だし Love wins であってほしいな。
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