このレビューはネタバレを含みます▼
自分は少女漫画は最近苦手で昔みたいに読まなくなっていたんですけど、何だか宵の月は試し読みしただけで気になって仕方がなくなり気がつけば紙版で揃えて読み返す程に。
主人公の二人の美しい王子、特に女の子の宵ちゃんが凄くかっこよく綺麗な美人さんですが、そのボーイッシュな彼女が段々ともう一人のチャライケメン王子のアプローチに惹かれていく様が美しいのです。宵ちゃんのセキララな心情が眩しくてたまらない気持ちになります。二人の世界が見ていて凄くキラキラして羨ましいくらい。一見いい加減でチャラドライな先輩が宵ちゃんに夢中になって独り占めしたい位に好きになっていく姿や、二人の距離感が段々と近づいている光景が甘酸っぱいってこういう事言うのかなぁなんて思ったりしています。先輩の「もっと俺に溺れてよ。」って言うセリフぐっときました。私の目には宵ちゃんは王子でなく、今完全に正に恋する女の子に見えています。どんどん可愛いくなっていく。お互い好きになっていく。あと周りの友人達の恋も始まりそうで興味津々です。実際にこういう娘いたら素敵だよなぁとか思ったりして、市先輩が惚れるのもわかるなぁとか。
何目線だよって感じですが、計算高い女の子に囲まれてた先輩からしたら最高に可愛いくて真っ直ぐで愛しくてたまらないよな。ストレスフリーで応援しながら見れる少女漫画です。基本的にかっこいい女子が主人公な所が私に刺さりました。何か新しい気がして。入りやすくて本当に面白いです。