鎮魂 Guardian [分冊版]
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鎮魂 Guardian [分冊版]

Priest/許源源/内野佳織/柳ゆと

3巻を待てずに分冊

ネタバレ
2024年4月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 3巻がまだ出ないので外伝を読みはじめたところ、ネタバレするのに気づいてドラマを観ましたが、ほろ苦い終わりかたで気持ちの折り合いがつかなくて分冊に手を出してしまいました。ドラマと原作では違いがありまして、特別調査所の職員やいくつかのエピソードは同じでしたが(キャラ設定は色々違います。黒猫の大慶はほとんど人間の姿など)、崑侖君の役割や趙雲瀾と沈巍に敵対する勢力が違っていました。主役のお二人はとても素敵でした!ブロマンスと思っていましたが、「愛」ありました。プラトニックですけど。お調子者っぽいけどヤルときゃヤル趙雲瀾と貴公子沈巍。沈巍役の俳優さんが美しかった...。趙雲瀾役の方はワイルドでこちらも良かったです。眼福でした。
分冊は1巻ごとに巻末に著者略歴やら著作権云々があってちょっとめんどいですが、読んで癒されました。
中国神話が取っつきにくくて、盤古という天地を創世した創造主、三皇と呼ばれる人族を造った女カ、八卦を考案した伏義、医薬と農業を司る神農(輪廻を造る)、そして崑侖君、ここまでが神で、五帝という聖人がいて、と一読では難しいのですが、わからないなりに読み進めました。第一次神魔大戦、第二次神魔大戦とかもう、知らんしです。再読したいですね。
崑侖君と鬼王の少年が出会う場面がとても好きです。一万年の愛が尊かったです。
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