花丸漫画 Odds and Ends オッズ・アンド・エンズ
暮田マキネ
このレビューはネタバレを含みます▼
新刊出る度に初巻から読み返しています。その度に切なくなったり新たな発見があったり絵の美しさに立ち止まったり。スパダリ由一先輩の辛い生い立ちや付かず離れずの薬袋君との日常が前作まで描かれていました。最初の巻で三年生になり一人部屋になった由一先輩の部屋を訪ねた二年生の薬袋君と入寮したての薬袋君との違いに当初とまどい、このおちびちゃんがどうやってあそこ(フロア長)まで成長したのかたった一年ぐらいの間に彼にどんなことが起こったのか興味がつきませんでした。今作ではなんと身長が延び成長痛で悩まされているし表情も明らかにあのころの泣き虫薬袋君のお顔ではなく男らしく引き締まり坊先輩達とも対等に話していて強くなったんだなと嬉しくなりました。きっとマキネ先生の中にはこれからの展開の青写真が用意されていることでしょう、けどなるべく長く続けていただけるように切におねがいします。
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