憐れなβは恋を知らない【コミックス版】
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憐れなβは恋を知らない【コミックス版】

屋敷シマ

もどかしいけど愛おしい

ネタバレ
2024年5月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みで読んでから購入しました!以下本編の詳細に触れない程度のネタバレをしています!

すれ違いと愛の強さが魅力的な漫画です。絵も美しく色っぽいため読みやすいです。
絵の美しさもこの作品の魅力の一つですが、個人的に好きなポイントは1.攻めの愛の重さ2.受けの鈍感さと一途さ3.伏線回収してくれるところです。
1つ目の攻めの愛の重さは読んでいただければ分かる通りすごいです。すごい。重くて歪んだ愛情がたまりません。
2つ目の受けの鈍感さと一途さについてはも読んでいただけるとわかりますが、攻めのことしか見えてないです。とてもかわいらしい。反抗心の強い受けも好ましいですが、攻めに依存しているような庇護欲を誘われる受けも最高だと思わされました。
3つ目の伏線回収については、そのままです。3巻にわたり出てくる気になるキーワードについてはしっかりと後に関わってきます。凄いです。
ただ色気のある作品ではなく、内容も作り込まれてるので読んでいておもしろい作品でした。まだこの2人の作品を読み続けたいです。
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