色んな要素を重ねすぎ

主人公には「運命の人のためにダイエットしないといけない」って課題があるのに、２巻時点であんまり痩せてる様子がない…というか、サブキャラの王子や同級生が抱えてる謎に巻き込まれててダイエット自体に意識がいってないような印象。主人公と運命の人とのラブロマンスが主題のはずなのに、とにかく話がごたついているせいで心がまっっったくときめかない。『まだ早い！！』なんて言わず、もっと早くくっつくよう努力してほしい。恋愛の障害になっているのは”主人公が太ってること”だけなんだから。
で、ここまでなら星１評価つけてハイ終わり…なんですが。ワガママ王子のラドニーク様があまりにも可愛い。可愛いがすぎる。なんだこのクソガキ。漫画家の吉田先生によるポップな表現も相まって、憎らしさが全部愛らしさに脳内変換されちゃう。一挙一動をずっと眺めてたい。この王子のためなら続刊を買い続けてもいい。…そんな気持ちにさせられたので、評価を星４まで上げました。呪いだかなんだか知らないけど、この魅力を良い感じに残したまま成長してほしいですね。