隣の嘘つき《コミック版》
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隣の嘘つき《コミック版》

須坂紫那/安西リカ

とても良い!!

ネタバレ
2024年5月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ ◯表題作のみ、小説にないおまけエピソード等含め全P181。
任侠風コワモテ会計士×健気で不憫なゲイ。
攻めは同性を好きな事に気づいたけれどそれを隠して女性と付き合う事を選んで生きてきて、受けはゲイという事を隠さずクズ彼氏と付き合っている。
お互い恋人との待ち合わせに使っているカフェで出会いそこから物語が始まる。

◯小説からコミカライズにするにあたって全部のシーンは入れられないけど好きなシーンや大事なシーンが削られていなく大満足な一冊。
コミカライズで追加されたシーンとか、小説は表紙のみだったので高瀬、友一の仕草や表情が見れてとても良かった。
小説で詳細を知っているからそれも良かったのかも。
小説を読んでいてもコミカライズはコミカライズで楽しめる👍

◯小説を読んで高瀬が任侠風に車でデートの待ち合わせに来るシーンや吊り橋や初夜のシーンは絶対見たかったので見られて嬉しい😄💕

小説で友一のビジュアルは黒髪とあったけど雰囲気から色素薄い系を想像していたのでドンピシャで良かった。
序盤の高瀬にコーヒーを渡す友一の笑顔がすごく友一らしさが出てて良かった!
繊細で軽やかな友一らしさが出てた。

◯背景や小物も丁寧に描かれていてデートで来そうなお店とか小説そのまま解釈一致で違和感なくコミカライズを楽しめた。

若干高瀬が小説より可愛げがあって甘々な雰囲気を楽しめて良かった。
芯が強くてまっすぐな友一と葛藤している高瀬の表情もとても良かった。
友一の表情豊かなところとか、高瀬が嘘に罪悪感を持ちながら友一への思いが止められないところとか…引き込まれるシーンがたくさん。

◯女と付き合っていた攻めはあまり好きじゃないけど、なぜが高瀬は応援したくなる。
友一を世界一幸せにしてくれーって思うし高瀬なら任せられる!
表紙のデザインも素敵✨で買って良かった😊
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