ゆうちゃん【単話売】
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ゆうちゃん【単話売】

蜂煮

唯一無二!→単話読み始めちゃった

2024年5月8日
そろそろ単行本化するかなするかなと待ち侘びていましたが、マテが限界で単話を読み出しました。海の城でこの作者様の凄さは頭に叩き込まれました。この作品も強烈に面白い。唯一無二のストーリー。ルッキズムについて色々考えてしまうし、かけるのクレージーな様子もたまらないし、読み出すと理性を失います。数ページ読むだけでユウ君とカケル君のリアルな世界に没入してしまいます。この驚異的な表現力というか、読み手をグイッと世界に引きずりこむチカラってなんなんでしょう?海の城もそうですが、蜂煮先生の描くキャラクターは個性的で非現実な感じなのに、読むと自分のリアルな知り合いであるような生々しさがあります。
うーん。多分一コマ一コマのセリフやささやかな表情が、全て齟齬なく描かれているからかなあ。
他の漫画で「ん?なんでこのシーンでこんな表情してるんだ?」「このキャラはこんなセリフ言わなくないか」と感じることも多く、意外に小さな綻びのように「いや、この男の子は友人にオマエとか言わないよね。」とか最後までずーっと気になります。
が、蜂煮先生の作品では脇キャラにいたるまで全員が、セリフも表情も行動も、服装も!ストンと納得できるのです。。。
SUGOI!
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