2巻は良かった

ネタバレ

2024年5月11日

このレビューはネタバレを含みます▼ 生徒からも人望のある完璧超人だが、Ωのフェロモンを感じないα先生の桐生とそんな桐生の生徒で運命の番のΩ碧のお話。何だかわからないが、1巻が全然響かなくて一気買いしてなかったら1巻でやめてたかも。桐生は運命の番である碧のフェロモンだけは感じてしまうとか、生徒と先生の関係性をきちんと守ってたりとか好きになりそうな要素はあったけど、メイン2人がハマれなかった。先生が完璧で綺麗すぎてなんか嘘っぽく感じてしまって。これは私が捻くれてるからかもしれないけど。碧も先生を好きになった理由が結局運命によるものに見えて、先生だから好きと言ってたけどピンとこなかったかな。運命の番ありきの話だからね。2巻は綺麗事言ってた先生が自分のエゴに気づいて反省してるところを見て私が彼を好きになれなかった理由はそこかも！と何となくしっくりきたり、オメガバースらしい葛藤がありつつでこちらは楽しめました。メイン2人も私に刺さらなかっただけでイヤな感じではなかったので、2巻までくるとキャラが掴めてたのも大きかったかもしれない。後、攻めΩもオメガ性に囚われないという意味では必要なんだろうなと思ったけど、何か自分の中で上手く消化できなかったかな。オメガバの本能が弱く感じられて、オメガバメインの話なのにそこだけ浮いている印象だった。先生は抑制剤打ってるときどっちの気持ちだったの？

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あいかさん

(女性/30代) 総レビュー数：705件

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