蝶のまぼろしに酔う ~バタフライ・ユーフォリア~【シーモア限定描き下ろし漫画&電子限定描き下ろし漫画付き】
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蝶のまぼろしに酔う ~バタフライ・ユーフォリア~【シーモア限定描き下ろし漫画&電子限定描き下ろし漫画付き】

冬乃郁也/崎谷はるひ

んぐっぅ…感極まる。

ネタバレ
2024年5月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本編は紙で持っていて別宅のため今手元にないのできちんと併せて読みたい!
本編を読み直すまで感想を書くことを待てないので書きます。

過去編というか将嗣編です。これを待っていた!!
本編では将嗣に心を粉々に砕かれる不憫千晶に心が毟られたものです。
横暴さがカッコ良くもあるが私がされたらナイフどころかロケットランチャー取り出しちゃうくらい下衆なのに、それでもどこか千晶に執着の様なものがあり…すべてがツボ!色気も満載で!読んでない人は本編を是非読んでいただきたい。

しかし本編ではやはり将嗣が何を考えていたのがわからないなー。っていうのが残りまして
将嗣の心象や背景がほぼ描かれていなかったのではなかったかな。→読み直すまで記憶を頼りにしてですが

ただ千晶を大切な物(まさに物扱い)と思っているのはわかるんですが。物だとしても大切なのに投げる言葉も扱いも酷すぎるので今回その辺りのanswerがもらえてすごい良かったです。
最初から最後まで不器用でそれ故に横暴でキングだったんだなぁ。と

先生ご自身も雅嗣が何考えてたのか当時はわからなかったと仰ってられたので、すごい自然に雅嗣の過去を紡いだなぁ…と思わずにはいられませんでした。笑
そして冬乃先生の絵の素敵さよ。スキ。
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