このレビューはネタバレを含みます▼
「発情聖女」がなかなかのパワーワードなので、どんなみだらな聖女様が登場するのだろうかとドキドキしていたら、能力を発動すると自分や周囲を発情させてしまうやっかいな体質を持っているけれども、正義感と慈悲の心が強い素敵な聖女様でしたね〜。
それにしても、あんな嘘を鵜呑みにするようなおバカな王太子と結婚させられなくて本当に良かった！「発情聖女」の汚名は着せられたけど、それと引き換えにリチャードとの輝かしい未来を手に入れたと思えば安いものかも？
リチャードは第１話からモニカへの愛情がダダ漏れていて、見ていてニヤニヤしてしまいました。彼女のやっかいな体質は危険や困難を招きがちだけど、彼の存在が傍らにあることでモニカも安心するし読者も心穏やかにストーリーを追っていくことができるので、とてもありがたいです。早く二人が身分や立場に関係なく愛し合えるようになってほしいけど、道のりは長そうですね・・・。
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