末王女の輿入れ~その陰で嵌められ、使い捨てられた王女の影武者の少女が自分の幸せを掴むまで~ 分冊版
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末王女の輿入れ~その陰で嵌められ、使い捨てられた王女の影武者の少女が自分の幸せを掴むまで~ 分冊版

玉木とらこ/まさき

なにも悪くない

ネタバレ
2024年5月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 人たちがいいように扱われているのを見るのがかなり辛い。
ヒーローの辺境伯令息はほんととばっちり。
真面目ないい人がバカを見るパターンの話に見えてとても心が痛い。
でも、身代わりのヒロインといい感じになっても平民だから結婚できないし(たぶん。たとえ王女の影武者でも平民は平民だよね)
影武者ってそもそもお役御免になったら普通に生活できるのか?とか。

悪役側が精神的に追い詰めてくるのが辛。
顔だけ王子と王女(ある意味お似合いともいう)が欲望に忠実すぎるので、なんかやらかしてくれたらなと思う。

多分、お話の流れではもうちょい2人の辛い話を見なければないのかな?
ヒロインもヒーローも(乗り越えるか、逃げるかして)頑張って欲しい。
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