このレビューはネタバレを含みます▼
年に何度かある角川の激安セールの中から、とりあえず買っておいた作品の1つでしたが、心に響きました。
思ったことをすぐ口に出す生意気でスレたDK達と、彼らからカモにされていた食堂の爺さんの引きこもり孫には、最初の頃はイラッとしました。彼らを取り囲む大人たちも、まるで腫れ物に触るように接する。みんな甘やかされているようで不愉快だったけど、読み進めていくうちに、このタイトル通り、彼らだけでなく後悔している事は自分にも山ほどある事に気づきました。
ただ後悔するだけでなく、それを口に出して実行したことが、素晴らしいと思います。