三夜の受胎~俺の手で孕ませたい~
」のレビュー

三夜の受胎~俺の手で孕ませたい~

ぼんち

思ったより人類学的な

ネタバレ
2024年5月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ ただただエチして子作り三昧な話かと思ったから、ちゃんと民族的な側面も持ってた。一つの村で家族なのか。みんな兄弟やイトコや叔父叔母なんだな。恋愛って誰に教わるでもないのに3歳4歳でもう芽生えるのなんでなんだろな。本当に本能としか言いよう無いんだよな。ちゃんと恋心でさ、不思議だよね。なのにさ、この村には好きという概念ないんか?と思ったけどちゃんと皆言葉にしなかっただけで一人の人と特別になりたかったんだな、村の掟や儀式ってそう簡単には変えられないものだろうけど、人が変わればいつかは変革の時がやってくるものでもあると思うし、少なからず長も頭の片隅に疑問を持ち続けていた一人なんだな、民族としてのアイデンティティもそりゃ重要だけど、個人としての幸せの追求は人として至極当然な結果だなとも思う。ついでに彼らのその後というか子供が出来たあとの話とかもあったらより面白かったなと思った。
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