この感情にタイトルをつけるならば
」のレビュー

この感情にタイトルをつけるならば

藍衣くらげ/夏色ひより

丁寧だけど

ネタバレ
2024年5月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 独白ネームが多すぎて、ストーリーを追う作業になって、途中で疲れました。原作に丁寧に沿っているのかもしれないけど、会話も変に硬いしキツい言い方をする意味があったのか気になるところも多く、3.4年も一緒に仕事して、歳も一個違いの二十代がなんでここまで、付き合ってからも他人行儀なのか不思議でした。付き合ってから、相楽が性欲に罪悪感を持ったり、佐谷がいつまでも距離を縮めない理由も無理がある気がして、腑に落ちませんでした。そもそもだけど、担当編集が、激情のままに、とか気持ちが抑えられない局面でもないのに、作家の心を乱して、仕事に支障がでるに決まってるのに、あんなふうに告るかなぁ?と疑問です。あと、中2のファンの女の子、大事な役どころだろうけど、こんな中2居ないし!と突っ込みまくりました。他の人も書くように無駄にモダモダ長い部分はもっと省けた気が。絵は綺麗で、立読みよりもう少し読んでみたくなったけど、3冊¥購入は無し。個人的には、上中下なら、大作か力作を期待したい所。立読み増量とpixivで済ませました。
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