このレビューはネタバレを含みます▼
異世界に職務中突然飛ばされたのに妙に落ち着いて周りをよく観察している主人公が、実は王城勤めの宰相様で公爵なのに、せっかくだからと冒険者になるのですが、本人はどこから見ても冒険者ですよね?と自信たっぷりなのに、隠しきれない貴族オーラで誰もが(貴族様!?)となるのが毎回本当に面白いです。
しかし本人は休暇と思って楽しんでいるようですが、元の世界の方々はリゼルがいなくて苦労されているでしょうね…陛下の為に早く戻ってあげて欲しいような、ジルやスタッド達が悲しがるからもう少しいてあげて欲しいような複雑な気持ちになります。
普段はニコニコのほほんとしているリゼルが陛下の事だと本気で怒ったり感情を見せる所もまた良いです。面白くて最新刊まで一気に読んでしまったので小説の方も読みたいです。