わがままもキミのためならいくらでも
」のレビュー

わがままもキミのためならいくらでも

さねもり束

みんな素直でかわいい!

ネタバレ
2024年5月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ ●立読み部分の二人がかわいくて、しかも半額になっていたので手に取ってみました。ページ数などは立読みの目次にて。
●美人でちょっと遊び人、揶揄う気持ちでキスを仕掛けるまひろ。そんなまひろに翻弄されてオロオロ赤面の米谷。立読みだけでもまひろの米谷に対する“興味”が少しずつ“特別”に変化していってるのが分かりますが、これがこの後加速していきます。ただただ真っ直ぐにまひろの名前を呼ぶ米谷、いいですね…!
●2話でオメガバ定番の「Ωの初めてのヒートと、それに当てられて自分を責めるα」な出来事があってすれ違っちゃうのですが、素直に涙を流して言葉を紡ぐまひろがとても愛おしかったです。恋人になった3話で「ワガママ言ったら嫌われる…」って我慢してるまひろもかわいいし、「まひろのワガママなら全部きく」って言い放つ米谷は男前に育っています。
●米谷の母親につらいこと言われちゃったまひろを前に向かせるのも、そういう男前な米谷のふるまいで。あぁ、なんか、まひろのこと米谷になら全面的に任せられるよ!!と思いました(何目線??)
●『凍てつく光線』は、まひろの友人でΩの那月と、米谷の同級生αの當寺森のスピンオフ。こちらの二人はオメガバである必要はなかったですが…。那月の方は、米谷といろいろあったまひろから影響を受けてて、αとの恋愛にはちょっと臆病。當寺森は米谷の友人との設定だったけど…全然それっぽくなかったな?!(むしろ敵…)
●マイペースで身勝手にも見える當寺森が、那月を振り向かせたくて困惑する姿や、那月の嫌がることは絶対しないという態度に好感持てました。そういう當寺森の本気が、那月にもじわじわと伝わるんだなぁ…
●4人とも、とにかくかわいかった。癒されました。
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