このレビューはネタバレを含みます▼
子供の頃、憲治郎にしつこく容姿を貶されたり、嫌な事を言われた理央が、トラウマ持ちで憲治郎を嫌いなのも、わがまま横柄な小学生の憲治郎が、好きな理央をいじめてしまったのも、どちらも気持ちは分かるんです。でも、された方の理央が、憲次郎になびくのは、普通に難しいと思う。なので、理央が全く憲次郎とは気が付かずに、初めての相手であるケンを好きになったのは、憲次郎にはラッキーだったなと思うのです。
ゲイを自覚して10年、初めて◯ナル◯ックスをするのだ！と意気込んで、ミックスバーに来た理央。そこでお持ち帰りしてくれたケンが見た目が好みだったこと、お互い初めてなのに最高の◯ックスをしてくれたこと、ちゃんとお付き合いしてくれた事、恋愛未経験の理央はケンにハマります。でも、ケンが憲次郎だと分かると、複雑ですよね。遠い昔の大っ嫌いなヤツだったんですから。憲次郎も成長し、反省しきりだけど、理央の立場だと微妙だなぁと思って見てました。子供の頃の過ちとは言え、リカバリーするには頑張らないと。でも、理央は憲次郎がはじめてだったにも関わらず、あんまり初々しさもなく、慣れた感じで、快楽にも貪欲そう…だったので、エッチは濃厚でたっぷりです。
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