このレビューはネタバレを含みます▼
この作品では、ヒロインのティナーリアがホントに不憫で可哀想なシーンが多い。初恋のキースと結婚出来たのに、周りはティナーリアに嫌がらせをする卑劣な奴らばかりで、敵だらけ。 キースに横恋慕しているクリアーナ嬢とか、キースの義母の王妃ベラードとか、特に性悪で厄介だ。 どうして?何とかならないの?と、モヤモヤしっぱなし。 ティナーリアがなかなか報われないで酷い目にあってばかりなので、もどかしい時間が長く続く。 これでもかと試練がやってくるのだ。
ヒロインが、美しいのは外見だけではなくて、清廉で健気で初恋のキースに一途で優しくて、逞しくて、心も美しい女性なので、心から応援したくなります。
キースが一刻も早く真実に気がついて、二人が真正面から愛し合える日を、首を長くして待ち望んでいます!!