このレビューはネタバレを含みます▼
家族に虐げられて暮らしていたヒロインは隣国に人質として預けられます。ヒロインを迎えにきたヒーローに人質でありながら丁重に扱われることに疑問を感じていましたが、ヒーローの優しさと隣国の友好的な国民性に助けられ、次第に心を開き、自信と主体性を取り戻していきます。親切なようでいて独占欲むき出しの態度をとるヒーローにニヤニヤしっぱなしで、どのようにして結ばれるのかとワクワクしました。二人のやり取りが割と丁寧に描かれていてジリジリ感はありましたが、ヒロインが恋に落ちていく様子はよくわかります。ラストが都合よくめでたしめでたしになったように思えてそれが残念でした。