先輩、もっかい抱いていい?
」のレビュー

先輩、もっかい抱いていい?

にじい橙/アスティル編集部

攻め×受け、拗らせ具合が好み

ネタバレ
2024年6月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1〜5まで読みました。絵がキレイだったので、ふらふら〜っと試し読みしたところ、攻め×受けがとっても好みだったんですよね。一途激重執着系な年下部下の小野寺は、ちょっとキャラがブレてる感はありつつも、上手で攻めたり、ワンコになったりと、まぁ受けが惹かれるのも当然な攻め。出来る気遣い上司の桐生はクローゼットゲイで、専らおひとり様で楽しんでいる受け。桐生が、わりと受けにありがちな、自分の性志向に悩んだ時期を経て、拗らせ期にいるゲイ、欲求も抱えてるタイプなんですが、桐生は高校生の時の一回きりの体験だけで、後はずっとおひとり様。ゲイの苦悩を拗らせて、タガが外れるように遊びまくりな受けをよく見ますが、ある意味王子様の出現まで一人で待っていた、拗らせ一人完結型の桐生のような受けの方が断然好き。桐生が好みの受けだったので、単話で追ってしまいました。
上司と部下として出会った桐生と小野寺、実は高校の時、小野寺の告白で、桐生は好きでは無かったのに、一度思い出sexをしてます。その頃は幼さの残る目立たない後輩だったのに、高身長、イケメン、有能な部下になった小野寺との再会。ゲイバレが不安なものの、好みのタイプに育った小野寺に、エッチな欲求を我慢出来ない桐生なので、簡単に小野寺の手中に落ちます。と言っても、小野寺が一方的にとかでは無く、桐生の方にも堪えられない欲があるので意欲的な感じで、そこがまた桐生の良さで可愛いところです。なので、エッチもしっかり。ただ修正がもう少しなんとか…とは思いました、エッチが良いだけに。下剋上、再会、王道ストーリーで、これから佳境と言うところでしょうか。空白の7年、桐生大好き小野寺が、何故7年も会わずにいたのか知りたいですね。まあ、幸せな未来しか見えませんが、二人の行き着くところを楽しみにしてます。
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