夜啼鶯は愛を紡ぐ【イラストなし】
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夜啼鶯は愛を紡ぐ【イラストなし】

小中大豆/yoco

ゔっ…くるし…

ネタバレ
2024年6月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作家買い。あらすじとレビューから攻めに不特定多数の相手がいるのが分かってたので、読むのに勇気がいって積読してた本。
流石小中先生、一度読み始めると続きが気になり一気読みさせるストーリー展開でした。
主人公の凛の気持ちと一緒になって胸が千切れそうになり、読んでて苦しい場面が何度か。ハアハア。特にノウァ絡み。絶倫、旬が過ぎた発言が嘘だったことをノウァ本人から直接聞きたかった。しんどすぎた。
失ってから大切なものに気づく化現象で、エリアスが凛の愛に気づいて良かった。でも凛のこと怖くて追いかけられなかったと言ってたけどやっぱり追いかけて欲しかったな。イーサンいなかったら2人は終わってたんじゃないのか。エリアス側からの凛に執着するような熱い心情も読めたらもっと安心出来たかも。
あと、デビッドもずっと心の奥底には銃握りしめてたんだろうなと思うと辛かった。デビッド側のお話も読んでみたくなった。めちゃくちゃ良い恋人が出来たことを願ってる。
エリアス自身が最初から誠実な愛はやれないと言ってるからどうしようも無いけど、こんな男に恋した時点で負けというか終わりというか……。凛のことを考えるとずっと幸せでいて欲しいけど、凛自身が自由ということに気付けて成長したので万一凛1人になっても大丈夫じゃないかと思う。今後、エリアスの為ではなく凛自身の為に歌って欲しい。
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