一途のはずのヒーローが二股男にみえる

ネタバレ

2024年6月4日

このレビューはネタバレを含みます▼ ヒーローが最後まで煮え切らない王太子だったわ。
長年の想い人と同一人物だったとはいえ、
妻になったヒロインに対しての扱いが酷いし、
側近に注意され反省して同居した後も、
まだ覚悟が決まらずグズグズしていて、
夫としても王太子としても無責任でポンコツ過ぎる。
いいかげん、同一人物だとわかるでしょ！と、
イライラしながらも期待したのに、やっと想い人とヒロイン妻が同一人物だとわかった瞬間の描写もイマイチ弱くて感動できなかった。
結局、ヒーロー本人は自分でヒロインの出自を知ろうと努力しないで、ただ想い人とヒロイン妻の間でいつまでも二股男みたいに迷ってグズグズしてるだけで、
ヒロインの記憶が戻ったから相思相愛になれたのよね。
それまでさんざん二股男みたいな振る舞いをしてヒロインを妻として正当に扱ってこなかったことに対して謝罪もなしでモヤモヤ感は残ったわ。

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ぼた餅さん

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