このレビューはネタバレを含みます▼
幼馴染みの人間・樹×狼男と吸血鬼の亜人・煌。人ならざる者を祖先に持つ亜人と人間が共存している世界。人嫌いの亜人・煌は、そうなった原因の幼馴染み・樹と再会。遠ざけたいのに一緒に働くことになって、さらには突然の吸血衝動の練習台になってもらうことに。亜人がいわゆる架空の存在ばかりで面白い!煌の耳としっぽもキュート。煌が樹を遠ざける理由は予想通りで、思ったより重くなくてさらっと読みやすかった。樹がぐいぐい来てテンポよく進んで、蟠りもすぐなくなるので終始ほっこりして可愛かったです。個人的にはもう少し重みがある方が読み応えあったかな。無自覚で惹かれ合っていた同士が、互いの気持ちを理解した上で笑っていられるようになってよかった。描き下ろしでHあり。竜の先輩かっこいいな!