イッヌが可愛い一途な救済ハピエン物語

ハピエンに辿り着くまでにはハラハラしましたが、辿り着いたその先に…感動で落涙しました！見届けてよかった！ストーリーは、特に大きな事件があったり壮大なファンタジーではないです。主人公たちの時間にすると、ある数ヶ月を切り取ったようなお話。ですが、伊達先生はこのパターンが本当にお上手！！！何かある、何かあるぞ…と思わせつつ、ほのぼのとした日常が続いて、その何かの真実を小出しにしつつ、主人公たちの境遇やキャラの肉付けをしていく。引き込まれます。受けのライナスが真面目で仕事が出来てとても心が優しい人で良かった！その分、彼の現状が明らかになるにつれて切なかったけど、攻めが受けを幸せにしてくれるので救われます！攻めのクライヴも受け至上主義の最強戦士で今も昔も受けにめちゃくちゃ一途。生きるも死ぬも受けの存在が行動原理という筋金入りの溺愛執着攻めでした。読んで良かった！高クオリティなイラストあり！