このレビューはネタバレを含みます▼
ペンギンが大好きなので、内容がものすごくツボりました。現実の世界でも飼育員を愛してしまったペンギンさん(たしかその子はメスで飼育員さんは男性だったけど )がいて、ニュースで見て羨ましいと思っていたのですが、あのペンギンさんを上回るぐらいの熱量での ひたむきな愛を向けられている本作の夏鈴お姉さんの事もすごく羨ましく思いながら読みました。
それにしてもぎん助くん、生後4カ月の子どもペンギンなので語彙力が少なく意味もわかっていないのに人間から勝手に学んだ言葉をやたら使いたがるお茶目なところが微笑ましかったですね〜。人間とペンギンなので無理だと分かりつつも、一途すぎるぎん助くんの願いが叶ってほしいと思わずにはいられなくなってしまう、可愛いけどちょっと悩ましかったりもする作品です。