このレビューはネタバレを含みます▼
最初内容と名前を覚えるのが難しく『？』状態で読んでましたが、ストーリや登場人物の関係性や生い立ちが少しずつ明かされていって気づけば最新巻32話まで読んでいました。
初回からジャックが主人公のイアンをやたら気にしているのは、ただ単に魔力の力に引かれてるのかと思いきや！千年の恋だったとは…なんという壮大な愛。
途中ジャックにとってブリアン(前世)が唯一無二の存在だったと知ってしまい、ジャックが前世の自分の存在を見ているのか、今の自分自身を見ているのか分からなくなり悩んでいる場面が何回かあります。嫉妬するでも怒るでもなく、自分の気持ちや存在自体が不安定になるのは、生きてきた生立ちや自己肯定感の低いイアンだからこその苦しみだなと……読んでいて何回も胸が締め付けられました。
一方、まだ過去が部分的にしか明かされていませんが、後悔の中最愛の人を失ったソレアイツ(ジャック)が、その人との約束を全て果たしながら、生まれ変わる日を夢見て1人で歩いてきた事を思うと、イアンに対するジャックの優しさが溢れ、通ってきた道を一心に見せたがるのも分かるなぁとなってしまいます。そして分かろうとするジャックもまた偉い！ 27話からはすれ違いとなり、28話からは過去の話となりますがブリアンはなぜ死んだのかや、弟龍(あの人だよね？！)も気になってしょうがないです。そして現世ではヘロン枢機卿の暗躍が気になる！ヘロン様と少年、イアンと達がどのようにまた再開し絡み合っていくのか、みんな幸せになれるのか？！ はやく続きが読みたすぎて、128話まで出ているタテヨミ版を見るか悩ましいです
レビューをシェアしよう！
ERR_MNG