イきすぎフレンドシップ
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イきすぎフレンドシップ

さがの

カラーページがイマイチだった

ネタバレ
2024年6月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 中学生のときに麻雀の《東南西北》に括られた東山、南、西門、北園の四人。卒業から十数年つるんでいたら、いつの間にか東山と西門がくっついていた。


20代後半の男性にしては南がかなり子どもっぽく、自分の知らないところで二人が付き合っていたこと、すでに北園は知っていたことに憤慨し、北園も男性を抱いたことがあると知って自分も経験してみたいと言い出すところもガキっぽい。

ずっと南が好きだった北園は無鉄砲な南を止める意味もあって自分が相手をすると言い、南の初めての男になる。


男二人での旅行は難しいからと言う西門の提案で四人で旅行に行くことになり、ここでも南の短絡的でガキっぽい作戦が発動。この作戦は不発になるどころか、北園の想いもバレてしまい、南はおかんむり。

東山と西門がそれぞれフォローに回るけれど、北園は南のどこが良かったのだろう。最後まで読んでも南の良さが分からなかった。北園と南の話より、東山と西門の話をもっと深く読んでみたかった。


途中でなぞのカラーページが入り、これがイマイチだった。なぜ、あそこだけカラーにしたのだろう……。
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