初めは良かったんだけどなぁ

ネタバレ

2024年6月19日

このレビューはネタバレを含みます▼ 高校生の時にお付き合いしていたいちかちゃんとタケルくんが、居酒屋で再会して…から始まるお話。タケルくんはいちかちゃんを今でも大好きで忘れられなくて、再会した日に復縁を申し込み、お試しからということで仮のお付き合いが始まります。
タケルくんのえっちはどエロくて、いちかちゃんは昔を思い出しつつメロメロ。それでもタケルくんに、また付き合いたいと返事を容易に出来ないのは、家族からの昔からの言葉の暴力で蔑まれたり、自分がタケルくんに依存していた過去があり、またそうなってしまうことを恐れているため…なんだけど。
１巻はそれはそれは２人の甘々っぷりがたっぷり見られて幸せな気持ちになるんだけど、２巻の後半で、いちかちゃんが実家から呼び出されて実家に戻った時のお話は、とにかく胸くそ悪いの一言。そもそも行かなきゃいいよ、こんな辛い思いさせられた実家なんぞ。両親もダメだけど、兄はもっと悪。優しい良いお兄ちゃんだと思っているいちかちゃんは、この悪兄に洗脳されてる感じで、ほんとに胸くそ悪いです。
この先どうやってタケルくんはいちかちゃんを救ってあげるのか、いちかちゃんも強くならないとこの毒家族には立ち向かえないしね。
２人の幸せの為に、２人だけじゃなくて、周りの優しいお友達の力も借りつつ、頑張って貰いたいな。あと２人の甘々っぷりをまた見たいな、と期待を込めて★４にしました。

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らこさん

(女性/30代) 総レビュー数：0件

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