このレビューはネタバレを含みます▼
読み辛い文体ではないけど、自分にはイマイチしっくり来ない文体。
フリとオチの回収みたいなのが自然ではなく不自然に感じるものが多く、人間の感情の機微をおさえて現実的に描いているのに、話の広がり方が現実感なくて不自然で気になっていた。
説明がくどすぎるのと、何回も同じことを言っているように感じてループがくどい。
そして、ラストのオチがピンと来ないのと、架が39歳にもなってまだ学生時代の男女グループで連んで、婚約者を値踏みする複数の女友達というのが、本当にピンとこなかった。
ピンとくると言うのは、読者と小説にも当てはまるんだなというのはある。