アフターゴッド
」のレビュー

アフターゴッド

江野朱美

7巻まで読んで最高!

2024年6月25日
別名義の作品から江野先生に入ってその作品もびっくらこきましたよ。

第二次世界大戦後にアウシュビッツの殺戮など残虐行為の事実が明るみになるに従って「神なき世界」との言葉が生まれたと聞いております。
その神がいないどころか脅威になって人類の生存を蝕んでいくという初期設定に惹かれました。鬱アクション漫画というより神との距離感という視点で読んでます。
神って人間の希望というか妄想かもしれないし、実存するのかもしれないし、信仰を持たない限り確固たる形が掴めないものですよね。この物語ではその両極を行ったり来たりしているのが面白いし、現代における神の堕落、悪癖といった物が伝わってくる。
とにかくおすすめ!
いいねしたユーザ4人
レビューをシェアしよう!