面白かった

ネタバレ

2024年6月25日

このレビューはネタバレを含みます▼ 初めはリセアネよりもティア寄りでのストーリー展開に、作者さんにまんまとやられた！(笑)感があります。ティアの境遇を知り、ティアの性格や皇女としての素晴らしさを知り、好きという気持ちだけではどうにもならないクロードとのこの恋がどうなっていくのかとハラハラでした。そしていよいよリセアネの登場に、顔合わせの場面であっという間にリセアネの魅力に取り憑かれましたね！！こんなにも思ったことを口にして好かれてしまうキャラってスゴイ！と。「暴れ牛」の一文に吹き出し、もうそこから一気読みです！そしてあんなにキラキラして見えたクロードが霞んでしまう程の賢王グレアムにもうクラクラです。リセアネとグレアムの初夜の約束がティアのためのものだと分かり、リセアネの株はますます急上昇で、グレアムに対しては早くリセアネの魅力に屈してしまえ！と思わずにはいられませんでした(笑) 好き勝手に振る舞っているように見えて、兄と侍女の恋を成就させようと奮闘し、ついには政略結婚までさせてしまった手腕に何だか感動してしまいました。そりゃあグレアムだって頑張っちゃうよね、と納得です。ティアとクロードの恋、リセアネとティアの絆、リセアネとグレアムの夫婦関係、どれも充実していて読み応えたっぷりで大満足でした。また読み返したいと思います‼

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ソディアンさん

(女性/50代) 総レビュー数：1967件

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