このレビューはネタバレを含みます▼
たまにこういう下世話な話を読みたくなります笑。
夫視点での展開は、顔も性格も良く妻思いな人物として夫が描かれていましたが、その後の妻視点では実は夫は自己愛とナチュラルモラハラ、不貞の権化だったということが明らかになる展開。
単話4巻なのでサクサク進むし、ちゃんと社会的制裁もされてスッキリでした。
作画も華美とかではないけど、見かけ優しそうな夫や妻の新婚当時の柔らかい表情と現在の息が詰まる状況の表情の違いがとても的確に表現されていて凄く良かったです。
私もあの夫側の同僚だったら(自宅まで押し掛けて奥さんを諭す様な余計なお節介はしないけど)、話は聞いてしまいそうなので、物事はイメージで決めずに双方の状況をしっかり見極めるか、巻き込まれて余計な被害を受けないように、「そうなんですね(否定も肯定もしない)」でやり過ごすのは大事だなぁと思いました。