チートスキル『死者蘇生』が覚醒して、いにしえの魔王軍を復活させてしまいました ~誰も死なせない最強ヒーラー~
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チートスキル『死者蘇生』が覚醒して、いにしえの魔王軍を復活させてしまいました ~誰も死なせない最強ヒーラー~

はにゅう/りすまい/shri

面白くなりそうなのだが、、(ネタバレ多)

ネタバレ
2024年6月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 4巻まで読了。面白くなりそうだったが、個人的に不満な点が多いので期待を込めて書きます。魔王軍でダンジョンをホームにするのが名作のオーバーロードぽいのだが、魔王に鬼のように強いと言わしめたロゼでさえ別魔王にサクッとコロされるし、伝説級の死霊使いもモブな印象の冒険者に一対一で苦戦。魔王軍の圧倒的なツエー感や爽快感はほんとに最初だけ。しのぎを削り合うようなワクワクする戦闘なら苦戦もまた魅力になるのだが単調に感じる。その上、主人公の蘇生を魅せるためか、迅速に対処すれば余裕な戦力(てか一人でも)なのに、3人の侵入者達にメイド達が次々とコロされるシーンもある。戦闘全般が死ぬの前提。生き返るからいいよねみたいに。この作品の特徴である蘇生が逆に緊張感を皆無にさせてしまっている。死ぬのって相当痛くて苦しいはず。助けてやって欲しい。別の説得方法もあるのに、魔王が主人公をあたかも余興みたいにパァンとコロしたりもなんだかなぁと。自動蘇生だけれどもさ。主人公の戦闘シーンもひたすらコロされて時間稼ぎするだけ。A級の実力でしょうに。藤井八雲はキレのある戦闘してもギリ及ばずなだけなんだってばよ。例えば、命を喰らい続けて死に至らしめる伝説級の攻撃力・魔力の呪い武器とかがあれば主人公らしく輝けるのに。主人公を聖女設定にして守ってもらう方がむしろしっくり来る。てか、敵魔王軍に可愛い狙撃手とか参謀とかおったやん。なぜ蘇生させて仲間に入れないのか。敵魔王も戦闘狂だっただけで、戦いの場を与えてやれば彼ら全部仲間になってもおかしくなかったはず。狙撃手の子は一言も喋らずに退場? 可愛いのに勿体ないよ。ここでこそ蘇生スキルの魅せどころでしょうよ。それを期待して続刊買ったのに。。今後は飛び巻を買って変化があったら全巻買う流れにしようかな。今のところはうーん。今までの不満点が今後の伏線になっていたりしたらごめんなさいです。でも作者さん応援してます。
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