このレビューはネタバレを含みます▼
トニーとヴァン、ラビが幸せを感じて生きていけますように。どうにもならない事がある世界。自分たちの幸せを感じて穏やかにひっそり生きていきたいのに、それができない事情。発した言葉は元には戻らないし。後悔してもしきれないことたくさんある。トニーとヴァンの場合は取り返せないことばかり。けれど、その中で自分たちが望む姿で生きていかれたら。立つ位置で全ては変わる。それをまざまざと見せつけられる。ちょっと哀しくてダークな童話でした。ラビがヨーヘイに見えてしまった…!亜樹良のりかず先生のイラストがまた、素敵でした。