こじらせ彼氏のかわいい彼【電子限定描き下ろし付き】
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こじらせ彼氏のかわいい彼【電子限定描き下ろし付き】

星倉ぞぞ

腹黒とピュア、執着×溺愛。こちら単体でOK

ネタバレ
2024年7月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ スピン元の「好きなひとの好きな人」は読んでいません。そちらを先に読んでいた方が、人物設定や相関図が分かって良いかもしれません。でも、単独でも問題ないです。
大病院の一族で従兄弟の遊彦と浮季。小さい頃、私生児で孤独だった浮季を可愛い〜と溺愛していたのが、年上の遊彦。その遊彦に救われてから、絶賛甘えていたのが、浮季。突然の別れから3年、可愛かった小さな浮季がアンニュイイケメンに成長し、再会します。しかも近未来の弁護士として。そして、遊彦はあれよあれよと流されて、浮季の希望通りに恋人へ。かるっ、チョロっな遊彦は、溺愛していた弟ポジションの浮季に、ほぼ抵抗なく流されちゃって、浮季のなすがまま。ちょっとおねだりされちゃうと、抗えないんですね。浮季の方は、舞い降りた天使みたいな姿の幼少期から、浮季に見せる顔とは違う顔がありまして。タイトルを、拗らせ彼氏が遊彦で、かわいい彼が浮季だと思って読んでましたが、もしかしたら逆?やっぱり、逆かなぁ?ちょっと癖アリ二人の双方向執着×溺愛だったので、クセ強い方向に行くかなと思いきや、自然に甘かったです。浮季の幸薄い設定も、遊彦の天然な明るさで無問題な感じでした。浮季の仄暗さも消してくれる、遊彦のキャラが好きです。意外とエッチも多かった。浮季×遊彦

「好きなひとの好きな人」読みました。そちらを読まなくても全く問題無し。どころか、こちらのスピンオフで、双子+従兄弟の背景が分かります。どちらも変◯腹黒執着攻め×一途ピュア受けと思います。こちらの方が執着攻めの王道に近いかな。
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