このレビューはネタバレを含みます▼
生まれ変わり系は何度か読んだけど、こんなに苦しくて、切なくて、ボロボロ泣いたのは初めて。
数百年前は身分差があり、自国の為に政略結婚、騎士隊長はそれを見守るしかなかったし、離れられもしない。
殿下の方も全てを手放して気持ちを伝えたかったけど、自国の国民のために耐え抜いた。
数百年を超えて、前世の記憶を夢に見ながらまた、出会ってしまった。まだ消えない気持ちを知られたくなかった。会いたくなかった。。。僕を傷つけるのは、いつでもあなたしかいないから。。。
前世と現世のシーンを行き来しながら、自分達の本当の自由に気づくまで。前世のシーンでは、あえて、二人の名前が出てこない所も切ない。身分があるので、【殿下】【お前】と呼び合う。横柄は人でないので、お前ですら、ほぼ出てこないけど。2回目読み返した時に気づきました。狂おしい程の愛を伝える事も出来なかった二人のやっとの自由。
もっといちゃつくとこ見たかったー。やっとのラブラブ。
イチャイチャだけの番外編か続編希望。