殉愛のしずく
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殉愛のしずく

名倉和希

大好きな自虐受け 小説

2024年7月6日
社長清一郎と秘書朝日の話。小説。名倉さん好きで作者買い。本作、受けが自己評価低すぎ健気ウブで、もう、好みど真ん中!攻めはイケメン遊び人社長!もう、設定好きすぎる…!清一郎が朝日のピュアさにどハマりしていく様子をもうヨダレを垂らして読みました、最高!朝日がまたこれ自覚なしの煽りっぷり!!!謝るなって言われて混乱したり、好き好き攻撃が始まったり、遠慮なく言えからのエロ中継!!!清一郎、ご愁傷様です!もう君は朝日に翻弄されて生きてくしかないね。ラブコメかって気もするんだけど、ちゃんと切ないキュンキュンありで泣けるし、双方視点で語られて息をつかせぬ展開はうまいし、もう、隅から隅まで余す所なく舐め尽くして味わい尽くして楽しませて頂きました…大満足…!あ、イラストが表紙しかなくてガッカリした。これはなー、心底ガッカリ。ないのは電子だけなんだね。仕方ないから妄想で補完したけど、いつのまにか清一郎と朝日が「アフターミッドナイトスキン」の犀川と虎屋になってた。なかなかイメージに合いました。あと、本作読んで椿野イメリさんのコミック「ひなは蜜色の恋にとらわれる」を思い出し再読し、やっぱりこういう、遊びでウブな受けに手を出し逆にどハマりし受けに逃げられ悲嘆にくれる攻めの話…最っ高…大好き!!
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