このレビューはネタバレを含みます▼
「母親なんだからやって当たり前」環奈編は1話目からもう絶対母親悪くないだろ、でした。
日本含め世界の親たちはそのほとんどが、社会からお金もらって人材育成してるわけじゃないんですよ。愛情なんですよ。
親ガチャ?自分で産んだんだから責任果たせ?頼んでない?じゃあ自分で望む人生を作ればいい。
子供のうちは無理でも健康で最低限生活できて大人にさえなれば、苦労はあってもどうとでも人生を選べる。逆に子が手を離れたら親もまた然り。その苦労がイヤだから、うまくいかないことを他人のせいにしてるだけ。相田み●をの「幸せは自分の心が決める」ですよ。
中には祈里編のお母さんみたいに、それがどうしたって難しい人はいるけど…
「学生なんだから勉強して当たり前」も「女なんだからオシャレして当たり前」も「公務員なんだから正しいことをやって当たり前」も、本人の志の話であって他人が言うことではない。仮に自分の立場を他人が「だからやって当たり前」と言われたら、どんな立場の人間だってカチンとくるでしょうに。
自分に都合のいいことしか信じないで生きていると、周りから見た自分は全然見えてこないだろうね、という教訓になります。もちろんそれが必要な時もあるけど、感謝は忘れない人間でいたいと…全編通して思います。
そしてやっぱり1話目の夫婦仲と母娘関係が素敵だと思いました。勘違いが解決したらいい方向に進む話が好きです。(弟はだいぶヤバいけど…)