このレビューはネタバレを含みます▼
○○バースが基本苦手で、好きな作家さんのケーキ設定もダメだったのに、これは欲しい!!と思わせてくれた作品です。
欲しい作品は数多いけど財閥ではないので購入作品はかな~り考えて何日か考えて購入する私が!です。
他の方のレビューでもありましたが、バース設定無くても作品出来たんじゃね?ってくらい骨組みのしっかりした物語でした。
特にこの3巻ではチビ涼晴が登場します。チビ涼晴は涙無くしては見られない程でした。
もう、抱きしめて大丈夫だよって言ってあげたい衝動に駆られたよ (T-T)(T-T)(T-T)
全ての欲を剥ぎ取られ、削ぎ落とされて、唯一許されたのが一目惚れした人の執事としてロボットのように仕えること。
今思えば凌介も同じように、手にしているようで想いの通じ合えない涼晴に辛い気持ちを出せなかったのかな…。
跡継ぎの得られない涼晴と一生を共にする為に財閥の重圧さえも取り込んで長い長い年月を一途に画策していたことは壮大な愛の物語でした。
まるで韓国ドラマで見るような迫力もありました。
オマケのチビ七緒も可愛いかった~!