嫌よ嫌よも、恋のうち
」のレビュー

嫌よ嫌よも、恋のうち

はやし燈

そんなに、嫌よ嫌よ感はないかも

ネタバレ
2024年7月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 高校デビュー、周りから浮かないように必死な、母子家庭の白良は、クラスのガリ勉陰キャの幸が気になる。周囲に合わせて無理してる自分と比べて、一人我が道を行く幸に、なんとも複雑な気持ちを抱えてます。その幸、実は金持ちイケメンのチート。で、ゲイ。それを自覚して、目立たないように見た目を地味にしていたのですが、白良に見た目に気をつけろ的な煽りをされて、チートオーラ全開に舵を切ります。白良は、幸が隠キャとして下扱いを受けていた時から、なんだかんだと幸に絡んでいて、それを幸は「白良は自分を好き」認定してて。幸の勘は間違って無かったんですが、白良の自覚に時間を要しました。幸としては、自信をもって、白良を押していた。そこ、普通はそうだよね。一気に両想いではありませんが、かと言って嫌よ嫌よな感じはしなかったですね。白良も困った顔をしつつ、流されて気持ちいくなってましたから。白良が、幸をディスりながらも近づいて行ったのが、嫌よ嫌よも恋のうちかな。クラスメイトとか、男子も女子も不穏な要素を散りばめながら、あっさりスルー。もしかして、大人とも子供とも言えない高校生達が、センシティブな爆弾を投下するか…と思ったけれど、ほんと肩透かしなほど、あっさりしてました。逆に、思いの外、エッチは多かった。こんな事、普段考えもしないけど。母子家庭で国公立大を目指し、クラスメイトから浮かないように頑張っている白良を、あんまり学校で襲わないであげて。
いいねしたユーザ8人
レビューをシェアしよう!